ペットと一緒の旅行を応援いたします。

可愛いペットと一緒に泊まれるお宿をご紹介いたします。全日本動物専門教育協会所属獣医師による「ペットとの旅行に関するコラム」も四季を通して掲載して参りますので、是非、ペットとの安心で楽しい家族旅行のご参考になさって下さい。

  1. 出発~移動開始

    出発前にトイレを済ませましょう。犬は酔いやすい動物なので、出発2時間前から食事を控え、目的地に到着してからごはんをあげられたらよいですね。

  2. 旅行中

    サービスエリアでは、リードを短めに持ったり、抱っこをしてあげて、車に十分注意が必要です。排泄をしたら必ず状態をチェック。便は健康のバロメーターです。

  3. 宿泊先に到着

    旅先に慣れるために、早めに目的地に着くように出発しましょう。施設に入る前に、少し歩かせて、排泄をすませるのもマナーです。移動で疲れているので、客室ではゆっくりさせてあげてくださいね。

  4. 帰宅後

    日常と違う場所に行けば、ワンちゃんも興奮し、疲れやすくなります。帰宅後に愛犬の状態を必ずチェックしましょう。

今おすすめの宿

人気の宿ランキング

ペット専用の宿 わんわんパラダイス(中部)

愛犬も一緒にチェックイン!看板犬がお出迎え

家族の一員わんちゃんも一緒にフロントでチェックインのお手続き♪わんわんパラダイスの看板犬がお出迎えします。

レストランの中でも一緒!

リードフックもあるので、安心して料理をお楽しみいただけます。わんちゃん用のメニュー(別料金)も充実しています♪

お部屋でも一緒!

清掃が行き届いた清潔なお部屋でお客様をお迎えします。さらに、トイレトレーやペットシーツなど、わんちゃんアメニティも充実。

大自然の中の広いドッグラン!

新鮮な空気が流れる大自然の中のドッグランで、のびのびと走り回っていただけます。わんちゃんも大満足の旅行になりますね♪

  • 小型犬
  • 中型犬
  • 大型犬
  • 小型犬
  • 中型犬
  • 大型犬
  • 小型犬
  • 中型犬
  • 大型犬

ペット専用の宿 わんわんリゾート(北陸)

わんちゃんと一緒に貸切風呂♪

貸切風呂内にわんちゃん用のバスタブをご用意。大切なわんちゃんと一緒に露天風呂をお楽しみいただけます。(有料/予約制)

北陸最大級の屋内ドッグラン(湯快わんわんリゾート片山津)

天候や季節に左右されることなく、わんちゃんと思いっきり遊べます。滑りにくく、膝に負担をかけない優しいタイルカーペットです。

屋内ドッグラン&Caféスペース(湯快わんわんリゾート粟津)

雨の日でも安心の屋内ドッグラン。ホテル内にはわんちゃんと一緒にたっぷりお楽しみいただける施設が盛り沢山です。

おすすめの宿(エリア別)

北海道

北関東

甲信越

東海

北陸・関西

中国

九州

沖縄

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お役立ち情報

持ち物

必ず持っていくもの
  • 狂犬病予防注射済票、ワクチン接種証明書などの証明書類
  • リード、迷子札、鑑札
  • 薬(普段から常用している薬、酔い止め薬またはアロマスプレーなど)
  • 携帯用水飲み
  • 食べ慣れているフードやおやつ(ドライフードがおすすめ)
  • 使い慣れている食器
  • クレートやキャリー、抱っこバッグ、ペットカート
  • トイレシート(トイレに流せるものだと便利)
  • トイレの下敷きマット
  • マナーポーチ
  • ティッシュペーパー、ウエットティッシュ(トイレに流せるものだと便利)
  • ブラシ、コーム
持って行くと便利なもの
  • バスタオル
  • 消臭スプレー
  • 粘着ローラー
  • マナーベルト、マナーパンツ
  • 犬服(抜け毛・寒さ対策)
  • 保冷剤(暑さ対策)
  • 虫よけ
  • ケア用品(歯ブラシ、シャンプー、リンス、肉球クリーム、爪切りなど)
  • 毛布やマット、ベッド
  • カフェマット
  • おもちゃ
  • 雨具
  • 新聞紙
  • ゴミ袋

準備

・旅行に行く時期と場所、無理のないスケジュールを考える
ペットにとって行き先の環境がストレスとなる場合もあるので、季節や外出先の環境をペットの立場に立って考えましょう。スケジュールはこまめに休憩が取れるよう、時間には十分な余裕をもつことも大切です。

・予防注射を済ませておく
宿泊施設やドッグランは、予防注射接種済みであることが条件になっていることが多いです。
注射だけではなく、夏であればフィラリアの予防や、山など自然が多い場所に行く場合には、ノミダニの予防もしっかりしていきましょう。

・基本のしつけをマスターしておく
愛犬も旅先では興奮する場合がよくあります。
きちんとしつけができていることが、旅先でのトラブル防止につながります。さらに、排泄による失敗がないように、トイレのしつけをしておくと安心です。

・キャリーバッグやクレートに慣れさせておく
バッグやクレートに慣れていないとストレスを感じ、吠え続けたり、体調が悪くなったりする可能性があるので、旅行へ出かける前に慣らしておきましょう。

・旅行先周辺の動物病院と観光施設を調べておく
万が一、愛犬が体調を崩してしまったり、怪我をしてしまった場合、緊急で連れていけるところを探しておきましょう。ペット保険に加入している場合は健康保険証も忘れずに。また、観光施設にペット同伴では入れないということが多くあります。ペット連れで利用できるお店や施設があるかどうかの情報収集も重要です。

・宿泊先のルールや設備を確認する
宿泊条件は宿によって異なり、条件がある場合もあります。部屋や共有スペースでの過ごし方、ペット同伴可スペースと不可スペースの確認、食事場所や就寝場所、遊べる場所はあるか、など確認しておくとよいでしょう。

・清潔にしておく
旅行前にシャンプーやノミ・ダニ対策、ブラッシングをして、ニオイや汚れ、抜け毛を防ぎましょう。

宿泊中のマナー

宿泊先に着いたら

・トイレをさせてもいい場所を確認し、宿に入る前に済ませておく

・身だしなみを整えてから館内に入る
ペットの足を拭き、ブラッシングをしてから入りましょう。宿には、足洗い場が完備されている所もありますが、ない場合はウェットティッシュや濡れタオルなどを用意しておき、きちんと足を拭いてから入りましょう。外出した際も同様です。

・宿のルールを再確認する
宿に着いてから再確認しておくと、トラブル回避にもなります。

お部屋では

・ペットの居場所をセッティング
部屋に入ったら、トイレセット、飲み水、マットなどをセッティングし、ペットを不安にさせないように部屋を快適にしてあげましょう。猫の場合にはツメとぎも用意し、部屋に慣れるまで一緒にいてあげると安心するかもしれません。

・家にいるときのような自由な行動はNG
部屋では、他のお客さまも使用することを念頭に置いて過ごしましょう。ソファやベッドなどにあげる場合も宿によって異なるので必ず確認し、OKだとしても持参したシーツや毛布等を使用しましょう。また、人間が使うバスルームに入れるのは厳禁です。

・留守番させることは控える
留守番に慣れていても、普段と違う環境では、いつも通りにいかない場合もあります。出来る限り、留守番させることは避けましょう。やむを得ずさせるときはケージに入れるなどして、ペットを自由にしておかないようにしましょう。

・トイレについて
ペットのフンは持ち帰るのがマナーです。宿によっては、ペット用のトイレや指定のゴミ箱が完備されている場合がありますので、ある場合はそちらへ捨てさせていただきましょう。もし、トイレ以外で粗相をしてしまったらトイレシートの吸収面を床につけて、しっかり吸収しましょう。その後、雑巾でしっかりと拭き取り、消臭スプレーをして、すぐに宿へ申告しましょう。

・チェックアウト時に行うこと
チェックアウトの前には粘着ローラーなどで抜け毛を取り、トイレの始末や消臭スプレーなど最低限の掃除をしましょう。また、ペットがいたずらをしていないか確認し、万が一、備品が破損していた場合は、必ず宿へ申告しましょう。

館内の共有スペースでは

・部屋の外に出るときは、必ずリードを付ける
他のペットやペットを同伴していない人と出会う共有スペースでは、迷惑にならないよう充分に配慮しましょう。リードはもちろん、抱っこまたはキャリーボックスに入れて出るとさらに安心です。宿によっては、ノーリードの所もありますがペットから目を離さないようにしましょう。また、常に飼い主さんが先、ペットは後ということを忘れずに、飼い主さんの後ろか横を歩かせましょう。

・食事中のマナー
宿によって、レストランにペット同伴ができる所とできない所があります。同伴可能な場合も、基本的には愛犬を足元に座らせて、おとなしくさせるようにしましょう。

ペットの大きさ

小型犬(10kg以下)

チワワ/トイ・プードル/ミニュチュア・ダックスフンド/ポメラニアン/ヨークシャーテリア/シーズー/パピヨン/パグ/マルチーズ など

中型犬(25kg以下)

柴犬/アメリカン・コッカー・スパニエル/ビーグル/ボーダー・コリー など
※柴犬は小型犬に分類されていますが、宿泊施設などでは中型犬扱いとされているところが多いため中型犬としています。

大型犬(40kg以下)

ラブラドールレトリバー/ゴールデンレトリバー/ダルメシアン/秋田犬 など

超大型犬(41kg以上)

セントバーナード/バーニーズ・マウンテン・ドッグ/ボルゾイ など

ペットとの旅行に関するコラム

一般社団法人全日本動物専門教育協会(SAE)所属獣医師の岩佐保宏氏による、ペットとの旅行に関するコラムを掲載して参ります。是非、大事なペットとの楽しいご旅行にお役立て下さい。

全日本動物専門教育協会所属獣医師 岩佐氏

一般社団法人全日本動物専門教育協会(SAE)とは

教育という観点から人と動物が共生できる調和のとれた真の社会づくりに貢献していくことを目的に活動している協会です。ペットに関する一般の飼い主の知識向上のため、「愛玩動物救命士」養成講座や「犬の管理栄養士」養成講座など数多くの通信講座を提供しています。

岩佐保宏氏 ご紹介

東京農工大学農学部獣医学科卒業。大学卒業後2年間、牛や豚等の家畜診療に従事したのち、幅広い知見を得るため、コンサルティング会社に就職。
動物病院や診療所等のコンサルティングに従事したのち、2017年に神奈川県川崎市にて「シリウス犬猫病院」を開院。一般社団法人全日本動物専門教育協会の顧問獣医師も務め、飼い主の知識向上によってペットの生活がより良くなる社会を目指す。

ペットの車酔い対策

旅行にペットを連れていく際、ペットが車酔いで体調不良になってしまうと、せっかくの旅行も楽しめません。また、一度車酔いをしてしますと、その後車でのお出かけを嫌がるようになってしまうこともあります。ペットが車酔いしないように、車好きになってもらえるように、環境づくりをしてあげてください。今回は、一緒に楽しく車でおでかけするための7つのポイントをお話します。

1.最初は5~10分のドライブから
最初は短時間のドライブで練習し、少しずつ距離を伸ばして車に慣れさせましょう。
いざ、長距離ドライブに出かけたら、多めに1~2時間に1度は休憩をとるようにしましょう。新鮮な空気に触れることで、ペットも運転手もリフレッシュできて、気分良く過ごせますね!
目的地に着いたらおやつを与えたり、散歩をさせたりと、犬にとっての「楽しいこと」を用意しておくと「車に乗る=いいことがある」と思うようになります!

2.食事は乗車30分~1時間前に済ませる
大人も子供も同様ですが、お腹いっぱいで車の後部座席に座ると、揺れにより気分が悪くなります。出発前に余裕をもって食事を済ませ、サービスエリアやお店で休憩する時は食事後30分ほど経ってからドライブに戻りましょう。ただし、車の中は乾燥し、ペットも緊張状態が続いて喉が渇くので、水分は適度に与えましょう。
もしも、ペットが吐いてしまっても叱らないであげてください。消毒用アルコールなど準備しておきましょう。また、動物病院で吐き気止めを処方してもらうのも一つの手段です。

3.普段使いのおもちゃ、食器などは必需品
旅行だからと新しいものを用意すると、混乱させてしまう場合があるので注意が必要です。普段使っているタオルケットや毛布、いつも遊んでいるおもちゃなどを傍に置くなど、ペットにとって「安心が出来る場所」を確保してあげましょう。食器やフードも普段のものを旅行日数分、準備して出かけてください。

4.車中の匂いに気をつけて
ペットたちは匂いに敏感なので、排気ガス、食べ物、芳香剤の匂いなどで車酔いをしてしまう場合もあります。車の中は芳香剤などを置かず、車の中の匂いに気を配りましょう。車中でのおやつも楽しみのひとつですが、ペットが同乗している時は控えるようにしてあげてください。

5.走行中はケージやキャリーバッグが指定席
揺れや振動の影響を受けにくくする為に、車に乗っている間はキャリーバッグやクレートに入るように訓練しておくことも必要です。万が一の事故の時も、クレートやキャリーバッグがペットを守ってくれます。

6.停車したら、まず車内でリードを着ける
急にペットが飛び出してしまう場合がありますので、車のドアを開ける前に必ずリードをつけておきましょう。ペットを車内に置き去りにすると、夏場は熱中症、冬場でも脱水症になる危険がありますので避けましょう。車内で待たせる場合は、必ず誰かが付き添ってあげましょう。

7.万が一に備えて
万が一はぐれた時にすぐ連絡してもらえるよう、迷子札に飼い主さんの携帯電話の番号を書いておきましょう。また、急な体調変化を相談できるよう、かかりつけの病院の連絡先を控えておきましょう。目的地や通過地点にある、24時間対応または休日対応可の動物病院なども調べておくと、より安心です。

昆虫などの小さな動物たちにも注意しましょう

7月から8月はレジャーの季節ですね。夏休みにはペットとともに山や海にお出かけする方も多いかと思います。
しかし、夏は昆虫や爬虫類なども活発になる季節でもあります。好奇心旺盛な犬や猫がついちょっかいを出して、かまれたり刺されたりすることも。今回は、これらの小さな動物に起因する症状についてお話します。

ヘビ
ヘビにかまれた場合は、まずヘビを引き離して傷口を止血しましょう。その後、痛みが引かずひどく腫れ始めた場合は毒ヘビであった可能性があります。四肢ではなく胴や頭をかまれた場合は特に注意が必要です。
ヘビの種類によっては生死に関わりますので、急いで動物病院に連れて行きましょう。

カエル
日本に多く生息しているヒキガエルは、全身から強力な毒液がにじみ出ています。これらを口にしてしまうと頭を振って嫌がったり、嘔吐が止まらなくなったり、最悪の場合、心不全などで死に至ることもあります。
カエルには触らせないように注意し、もし口にしてしまったら大量の水で洗い流してから、動物病院に向かいましょう。

ハチ
ミツバチやクマバチ、スズメバチといったハチは強い毒を持っています。刺されると腫れと痛みがありますが、通常24時間ほどで腫れは引いていきます。しかし、アナフィラキシーショック(急性のアレルギー反応)を起こす場合もありますので注意が必要です。患部を冷やすと症状が軽くなります。刺されていた場合、体調が急変する可能性があるので、まずは動物病院へ連れて行きましょう。

ムカデ
ムカデは攻撃的なため、触ろうとするとすぐかまれてしまいます。かまれると腫れて激しい痛みを伴いますが、全身に症状がでることはほとんどありません。様子を見て、痛みが引かない様子なら獣医師に相談しましょう。

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