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2012.9.30
  [夜景学]
 
 
あなたの夜景価値に迫る、
原風景ならぬ「原夜景」
 
 
 
 

 
今でこそ世界中の夜景を取材・撮影し、日本全国も毎週のように駆け回っていますが、私自身は埼玉県の平野部の出身。夜となれば、真っ平らな住宅街の街灯が灯る世界。日本三大夜景のような大パノラマとは全く縁遠い思春期を過ごしました。

そして現在。「丸々さんは、さぞかし多くの夜景を眺めている訳ですから、その中でナンバーワンはどこですか?」と良く聞かれますが、すぐに頭に思い浮かんでしまう夜景が、この埼玉の夜景。インパクトもない、光量も多くない、最も地味な夜景です。それをそのまま答えると、おそらく相手は的ハズレに感じてしまうことから、ストレートには答えず、「まあ、最近なら香港ですかね」「いや、長崎のいいな」となる訳です。

しかし、世界中のどのような大パノラマを眺めても、光量も多く派手な市街地よりも、つい、星のような微細な光が瞬く郊外の夜景に見とれてしまいます。つまり、夜景の中に何らかに故郷を感じようとしているかもしれません。そんな風景のことを、「原風景」ならぬ「原夜景」と私は呼んでいます。成長しても決して変わることない夜景への価値感と言えるでしょう。

しかし、この「原夜景」を知ることで、夜景の楽しみ方は大きく変わります。どんな夜景を眺めても、どこか懐かしい故郷を感じ取ることができるのです。例え、どんな町に訪れようとも身近な夜景として感じ、愛着すわ湧いてくるような楽しみ方です。

そこで、皆さんにも「原夜景」をぜひ探してみて欲しいと思っています。夜景を夜景として感じていない幼少期や思春期に記憶を遡って、「あなたが何気なく見ていた、感じていた夜景」を探すのです。そう、目を閉じれば頭の中にすうっと広がる夜景。見つかったら、多くの夜景を眺め、「原夜景」が与えてくれる醍醐味を味わってください。故郷がどんどん増えるような気分と共に、夜景がもたらす情緒性を手にいれることができますよ。

※写真は日本夜景遺産「笛吹川フルーツ公園」の夜景。15歳の頃に出合い、現在まで続く夜景巡りのきっかけになった夜景。
 
 
 
 
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夜景評論家 丸々もとお
 
丸々もとお[スーパー夜景サイト]
http://www.superyakei.com

「夜景評論家」(R)で夜景観光のパイオニア。立教大学観光学科卒。ぴあ、リクルート等を経て独立。 観光学、景観学、色彩心理学など学際的に評論する独自の「夜景学」を構築。執筆活動のほか、イベント、飲食&展望台プロデュース、地域活性、各マスコミ等で活躍中。神戸市、横浜市、長崎市、川崎市等の夜景観光アドバイザーを歴任。「夜景検定」の総監修。全国に広がる“工場夜景クルージング”の仕掛け人で、テレビ東京系「ソロモン流」で夜景の賢人として紹介。
 

 
 
 

       
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